2012.12.05 新着情報

精密機器輸送の際に注意したいこと

病院や研究施設などの治療器、計器類のような精密機器輸送については、とかく神経質になるものです。高額で繊細なものだけに、梱包から設置まで注意が必要です。特に、精密機器輸送中の揺れや衝撃がないような梱包をするように注意したいものです。

最近では、小型の精密機器の場合には商品を箱の中で浮いた状態で輸送できる梱包材も登場しました。伸縮性のある強靭で特殊なポリウレタンフィルムで機器などを挟み込んだうえで、梱包するような緩衝材もあります。商品を梱包材に触れることなく、箱の中で浮かした状態で保護できるので、輸送時の揺れや衝撃を回避することができるという優れものです。この緩衝材は、小さな機器から大型プリンターほどの大きさのものまで幅広く対応可能です。

また、静電気によって機器が故障することもありますので、注意が必要です。自動車部品などから電子機器、医療機器などそれぞれに合った緩衝材、梱包、通い箱などを包装設計して供給しているところもあります。特に、落下などの衝撃をも吸収できるような設計を得意とし、緩衝材には、静電気防止素材を使うことによって静電気による機器の故障にも対応しています。頻繁に移動させる必要のある機器の精密機器輸送などには適している梱包方法でしょう。

また、日常的によく使用されるポリエチレンの緩衝材を大型にしたようなタイプを使用することものもあります。ピロータイプキルトタイプなどがあり、ドラム缶10本分ほどの容積の機器にまで対応しています。精密機器輸送には機器の種類などによって、緩衝材や梱包方法に適したものを使用するよう注意したいものです。

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