2019.10.05

研究室移転などに伴う精密機器輸送

大学や研究機関、または民間企業などの研究室では、その目的に合わせて様々な精密機器を使用しています。中には大型であったり、取り扱いがデリケートでなかなか研究室から移動が難しいものもあります。しかし、研究室が移転するということもあり得ます。そういった場合、そこにある精密機器も新たな場所に動かす必要がありますが、通常のオフィス移転で運搬する荷物と同じ扱いはできません。精密機器は非常に細かく調整されており、衝撃や振動でほんの少しずれたり破損しただけでも、正常に作動しなくなってしまうことがありうるからです。また、精密機器は高付加価値の製品であり、そう簡単に買い替えるわけにもいきません。したがって、精密機器輸送には重大な責任がともないます。

運送会社の中には、そうした精密機器輸送を専門に行っている業者もあります。精密機器輸送は、通常の引越しなどとは異なり、専門の業者が現れるくらい慎重な作業が要求されるのです。最近ではそうした業者の多くが研究室の移転にともなう精密機器輸送を受注しているようです。研究室移転には費用も掛かりますし、精密機器を動かすことのリスクもあるので、早いうちから検討を始め、予算など入念に計画を立て実行する必要があります。精密機器輸送を委託する業者選びも、そうした業者のウェブサイトに掲載されている料金の目安表などを参考にしてまずは見積もり依頼をすることはもちろん、複数社から見積もりを取って、値段だけでなく信頼のおける業者を選ぶようにしましょう。

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