2019.11.11

精密機器輸送、選べるベストな送り方

オフィスや研究所、医院などの移転が一般的な引っ越しと違うのは、必ず精密機器輸送をしなくてはならない点です。オフィスであればパソコンやコピー機などの機械が思い浮かぶでしょうが、これが研究室や病院となると特殊な実験器具や医療用具を大量に運ばねばならず、運送会社の精密機器輸送プランを利用することとなります。

また、移転ではなくその用具だけを送る場合も精密機器輸送を利用します。では、その送り方はどういったものなのでしょうか。大手の運送会社や、精密機器輸送の専門業者には、特殊な機器を輸送するためのプランや人員が用意されています。まずは目的にあった輸送方法を持つ会社に見積もりを依頼しましょう。どのような梱包材を使うか、何名の人員を配置するか、その送り方を含めて料金を算出します。

料金は一律に決まるわけではなく、その機器の種類や輸送距離によっても変わります。トラックで運ぶか空路で送るかといった送り方の選択による場合もあります。移動距離やその機器の特性、リスクなども踏まえて送り方を相談し、適切な方法を選びましょう。

移転先でのトラブルを防止するために、立ち会いが必要になる場合もあります。関係者同士で綿密に相談して、その後の業務に差し障りがないようにしておきたいですね。精密機器輸送というとコストが気になってしまうところですが、適切な送り方を選ぶことで破損を防ぎ、無駄な出費を抑えられるというメリットがあります。その機器や環境にあった方法を選んで、スムーズに移動を行いたいものです。

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