2013.05.20

精密機器輸送の作業計画書の見方について

精密機器輸送では、業務内において、工事管理表を作成します。工事管理表には種類がありますが、移設工程表と車両配置図のほかに、重要な書類として作業計画書があります。
作業計画書は、通称「計画書」とよばれているものです。業者によってその書き方に違いはあるものの、基本的には輸送の概要、輸送の手順、使用重機についての、基本的な情報についての記載があるものです。何を、いつ、どこ、というとても基礎的な情報を網羅しているので、最低限知っておかなければならない事項として、把握しておくべきでしょう。
表記方法も場合によってさまざまです。大型の機器が多い精密機器であれば、分けて輸送を行うことになるのですが、それぞれの機器の寸法や重量が、一目瞭然でわかるように一覧表にまとまっています。移転作業などでパーツが多い場合は、物量計画表なども添付されることがあります。緊急時の連絡先も記載されるのも、この計画書です。

精密機器輸送では危険がともなう場合も少なくないので、作業計画書は細部にわたる説明があったほうが良いでしょう。
精度の高い業者であれば細かい説明をしてることが多いです。搬入ルートについての確認箇所が写真付きで紹介するような工夫をする業者は、とても優秀な業者という判断材料にもなります。
ぜひ業者選びの際に確認をしておきたいところです。
スムーズに、なおかつ正確に作業を遂行するために、良い計画書を書く業者を探すことをおすすめします。

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